春が最盛期の花:似ている花の違いと見分け方
いっせいに花が咲き始める春。
ここでは、夏までの長い間に咲いているお花も含まれてます。
春によく見かけるお花で、間違いやすいお花を探してくださいね。
★ 梅(ウメ)・桃(モモ)・桜(サクラ)の違いがひと目でわかる見分け方
★簡単なのは花びらの形です。
- 梅は丸い花びら
- 桃は先がすっと細い
- 桜は先割れの形
★蕾の段階での見分け方もありますよ。
- 桜は枝から花までの間(花枝)が長い
- 梅は枝に直接くっついている
- 桃は短い花枝
桜 | 梅 | 桃 |
★開花前に樹木だけで見分けるには?
- 桜は横縞
- 梅はゴツゴツ
- 桃は斑点
★大体の目安で開花時期も参考になります。
本州では梅⇒桃⇒桜の順に咲きます。
梅(ウメ)・桃(モモ)・桜(サクラ)の違いがひと目でわかる見分け方
で詳細をお伝えしています。
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★ スズランに似た花、鈴蘭水仙(スノーフレーク)とスノードロップの違い
皆に愛されるスズラン。
スズランによく似た花で、先端に緑のポッチ(斑点)がついている花を見つけました。
スズランは真っ白だったはず?
スズランに似た花、鈴蘭水仙(スノーフレーク)と似た仲間スノードロップ。
違いと見分け方です。
・スズラン:蘭の様な大きな葉に、鈴の様な花がたくさん付く。
・スノーフレーク(鈴蘭水仙):花の先端に緑の斑点、水仙の様な細長い葉
・スノードロップ:ひとつの茎にひとつの花、緑の斑点は花の中
スズラン | スノーフレーク(鈴蘭水仙) | スノードロップ |
スノーフレークとスノードロップは、同じヒガンバナ科です。
スズランにはピンクもあります。
スズランに似た花、鈴蘭水仙(スノーフレーク)とスノードロップの違いで詳細をお伝えしています。
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春の公園でノースポールが固まって咲いているのをよく見かけました。
キク科の植物ってそっくりさんが多いです。
ガーデニングで人気の2種。
ノースポールとマーガレットもよく似ています。
小さな違いを見極めましょう。
・ノースポールは花が丸くこぶりの白。
・マーガレットは花びらが細めです。
ノースポール | マーガレット |
同じキク科のノースポールとマーガレット。
「ノースポールとマーガレットの小さな違いと見分け方」で詳細をお伝えしています。
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★ 春紫苑(ハルジオン)と姫女苑(ヒメジョオン)の違いと見分け方
都会でも、歩道沿いや線路脇に絶対見つけることができる草花。
園芸種以上に身近なお花とも言えるでしょう。
名前の由来が違いのポイントに関係します。
- 春紫苑:春に咲く紫苑に似た花
- 姫女苑:初夏~秋に咲く小さな女苑に似た花
ハルジオン | ヒメジョオン |
よく見かける雑草扱いの草花です。
「春紫苑(ハルジオン)と姫女苑(ヒメジョオン)の違いと見分け方)」
詳細をお伝えしています。
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★ 蒲公英(タンポポ)と西洋タンポポとタンポポモドキの見分け方
春はもうとっくに終わっているのにタンポポ!
それは多分、西洋タンポポかタンポポモドキですね。
・日本タンポポは春咲きのみ。
・西洋タンポポは花びらの先が反り返っています。
・夏に咲いているタンポポモドキはタンポポより背が高い
西洋タンポポ | 豚菜(タンポポモドキ) |
タンポポの仲間は交配種も多いです。
「蒲公英(タンポポ)と西洋タンポポとタンポポモドキの見分け方」
で詳細をお伝えしています。
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★ ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)とホトケノザ(仏の座)の違いと見分け方
道路脇、空き地、お庭にも生えている春の雑草です。
3月早春より見ることができます。
同時期に隣り合ってさいていることも多く、迷う草花です。
似ているのは花の部分だけ。
一度覚えれば迷うことはありません。
ヒメオドリコソウ |
ホトケノザ |
・葉の下に花 ・葉の色はグラデーション ・葉が三角にとがり重なる |
・葉の上に花が咲く ・葉な緑単色 ・丸味を帯びた葉 |
詳細は、ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)とホトケノザ(仏の座)の違いと見分け方でご紹介しています。
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- ツツジ・サツキ・シャクナゲは全て同じツツジ科/ツツジ属。
- サツキツツジ(通称サツキ)は小ぶりのツツジの園芸品種。
- シャクナゲ(石楠花)はも品種改良された華やかなツツジの仲間。
ツツジ(ヒラドツツジ) | サツキ(サツキツツジ) | シャクナゲ |
ツツジの種類|サツキ、シャクナゲとの関係と見分け方で詳細をお伝えしています。
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★ 牡丹(ボタン)と芍薬(シャクヤク)の違いは葉っぱで見分ける!
牡丹と芍薬は園芸種も多いです。
お花の見た目だけでは見分け方が難しいです。
- 牡丹の開花は4月下旬~5月中旬・芍薬は5~6月。
- 牡丹は樹木・芍薬は草花。
- 牡丹の葉は切れ込み有り・芍薬の葉は艶あり、切れ込みなし。
牡丹 | 芍薬 |
詳細は牡丹(ボタン)と芍薬(シャクヤク)の違いは葉っぱで見分ける!でお伝えしています。
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ハナミヅキとヤマボウシは、一度見分けるともう間違いません。
開花時期もはっきりずれています。
- ハナミズギの開花は4~5月・ヤマボウシは5月下旬~7月。
- ハナミズキの花びら(本当は苞)は丸くへこみがある。
ヤマボウシは先がとがっている。 - ハナミズキは花が咲いてから葉が出てくる。
ヤマボウシは葉っぱの後に咲く。
ハナミズキ | ヤマボウシ |
詳細はハナミズキとヤマボウシの違いと見分け方でお伝えしています。
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★ 日々草(ニチニチソウ)と蔓日々草(ニチニチソウ)の違いと見分け方
日々草(ニチニチソウ)は手軽に入手でき、品種も多い園芸種。
蔓日々草は(ツルニチニチソウ)は園芸種として輸入されました。
今では野生化しているものもある帰化植物です。
可愛い花なのに丈夫なのが共通点です。
花の形にちょっとした違いがあります。
・ニチニチソウ:5枚の花びらが平たく咲く。
・ツルニチニチソウ:5枚の花びらの真ん中に副花冠がある。
ニチニチソウ | ツルニチニチソウ |
この2種は同じキョウチクトウ科です。
ニチニチソウ属ニチニチソウと、ビンカ属のツルニチニチソウ。
日々草(ニチニチソウ)の名前の由来や別名、ツルニチニチソウとの違いとは?
で詳細をお伝えしています。
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どこにでも見かけるペラペラヨメナ。
ハルジオン(春紫苑)やヒメジョオン(姫女苑)と同様、侵入生物とされています。
繁殖力の違いか、そこまで雑草扱いはされていません。
- ペラペラヨメナ:白~ピンクに変化する。花びらが細い。
開花期が春~秋と一番長い。(4~11月) - ハルジオン:薄紫系と白の2種。花びらが細い。
開花は春。(4~5月) - ヒメジョオン:白1色。花びらは細かくない。
開花は初夏~秋。(6~10月)
ペラペラヨメナ | ハルジオン | ヒメジョオン |
キク科/ムカシヨモギ属まで一緒。
ペラペラヨメナとハルジオン・ヒメジョオン。
「ペラペラヨメナは源平色|ハルジオン・ヒメジョオンでもない2色の草花」
で詳細をお伝えしていますのであわせてご覧くださいね。
★ 勿忘草(ワスレナグサ)に似た小さな青の草花|胡瓜草(キュウリグサ)の花言葉がイイ!
青の5枚の花びらで中央が黄色で花の形はそっくり。
ワスレナグサの花びら1枚ほどがキュウリグサの大きさです。
見間違うことはありません。
- ワスレナグサの花言葉:「私を忘れないで」
- キュウリグサの花言葉:「小さくても夢は大きい」
キュウリグサ | ワスレナグサ |
同じムラサキ科のキュウリグサとワスレナグサです。
勿忘草(ワスレナグサ)に似た小さな青の草花|胡瓜草(キュウリグサ)の花言葉がイイ!
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★ オオデマリと紫陽花の見分け方、コデマリと雪柳との違いとは?
オオデマリと白の紫陽花のアナベルはよく似ています。
白く固まって咲く装飾花が特徴的です。
・オオデマリは晩秋~初夏、紫陽花は初夏~夏の花
・葉の形と樹高でも見分けることができます
オオデマリ | 紫陽花(アナベル) |
コデマリと雪柳も白い花が固まって咲きます。
遠目に見間違えやすい花です。
・雪柳が終わりかけた頃にコデマリが咲き始めます(4月後半)
コデマリ | 雪柳 |
コデマリと雪柳は近くで観察すると違いがよくわかります。
オオデマリと紫陽花の見分け方、コデマリと雪柳との違いとは?
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