鈴蘭に似た釣鐘型の白い花|スノーフレーク(鈴蘭水仙)とスノードロップの見分け方

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似ている花の見分け方

菜の花を見に行ってスズラン(鈴蘭)の様な花を見つけました。

スズラン(鈴蘭)にそっくり。
でも、花の先に緑色の斑点が見えるんです。

スミレちゃん
スミレちゃん

スズランは真っ白なイメージだけど?

一緒に行ったお花マニアのモモ先輩が教えてくれました。

モモ先輩
モモ先輩

スノーフレーク。
またの名を鈴蘭水仙ね。

さすが先輩、その場ですぐ解決!

帰ってから花図鑑で復習です。
もうひとつスズラン(鈴蘭)に似ている花を見つけました。

「スノードロップ」
こちらは春を告げる花として親しまれています。

「スノードロップ」「スノーフレーク(鈴蘭水仙)」そして「スズラン(鈴蘭)」

スミレちゃん
スミレちゃん

名前も似ていてこんがらがりそう。

モモ先輩
モモ先輩

スノードロップは少し形が違います。
一度覚えたら迷いません。

この際、鈴蘭と間違えやすい3つのお花、特徴を一緒に覚えてしまいましょう。

この記事では、スズラン(鈴蘭)とスノーフレーク(鈴蘭水仙)、そしてスノードロップの見分け方を、
お花初心者さんにもわかりやすくお伝えしていきますね。

スズランとスノーフレーク・スノードロップの違い

  • 花びらの形・斑点の有無・斑点の場所で見分ける
  • 花色での見分け方
  • 開花時期での見分け方
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スズランスイセン(鈴蘭水仙)|本名は「スノーフレーク」


ヒガンバナ科/スノーフレーク属
スノーフレーク
別名:鈴蘭水仙(スズランスイセン)

スノーフレークを見つけたのは早春の植物園です。

アンズ(杏)の花が咲いた樹木の下にひっそり咲いていたのです。

「もうスズラン(鈴蘭)が咲いているよ~!」

喜んで近寄ったものの、スズラン(鈴蘭)とは素人目にもどこかが違う・・・。
それがスノーフレーク(鈴蘭水仙)との最初の出逢いでした。

スズラン(鈴蘭)とスノーフレーク(鈴蘭水仙)との相違点です。

1.お花の先の斑点を見る

スミレちゃん
スミレちゃん

確かスズランの花の先は真っ白だったはず。

モモ先輩
モモ先輩

ご名答!
まれにピンクのスズランもあるけどね。

どちらにしてもスズランに斑点はないよ。

2.スノーフレークの特徴は名前にあり

スノーフレークの和名は「鈴蘭水仙」と言います。

スノーフレークの葉っぱを見ると水仙の様に細長い葉をしていました。

スズラン(鈴蘭)の様な清楚で可愛い花、水仙の様な細長い葉を持つ、鈴蘭水仙です。

スミレちゃん
スミレちゃん

水仙の様な細長い葉にご注目!

鈴蘭水仙(スノーフレーク)鈴蘭(スズラン)
モモ先輩
モモ先輩

スズランとスノーフレークを間違える人は多いから。
そうがっかりしないでね。

スノーフレークを直訳すると「ひとひらの雪」とでもなるのでしょうか。

詩的な名前が素敵ですね。

スズラン(鈴蘭)とスノーフレーク(鈴蘭水仙)の見分け方

  • 花:スズランは純白・スノーフレークは花びら先端に緑の斑点
  • 葉:スズランはなだらかなカーブ・スノーフレークは細い葉

後日、迷っている友人に鈴蘭水仙を教えてあげることができました。

ちょっと嬉しかったです。

スミレちゃん
スミレちゃん

復習したことがお役に立てて良かった♪

スズラン(鈴蘭)|小さな鈴と大きな葉が特徴


キジカクシ科/スズラン属
スズラン
別名:君影草(キミカゲソウ)

スズラン(鈴蘭)の葉は、鈴蘭水仙(スノーフレーク)の様に細くはありません。

花の形はスズラン(鈴蘭)の方がスノーフレークよりも丸みを帯びていますね。
まさにのようです。

花のつき方はひとつの茎にいっぱい、鈴なりに咲きます。

ヨーロッパでスズラン(鈴蘭)は聖母マリアの花とされてきました。

鈴蘭
撮影者:スミレ
上から見ても可愛い鈴蘭

スズラン(鈴蘭)の香りはとっても爽やか。
香水からボディケア用品まで、スズラン(鈴蘭)の香りは人気が高いです。

花言葉が「幸福」なのは有名ですよね。

スミレちゃん
スミレちゃん

幸福を呼ぶ香り、みんな大好きスズランですね。

ピンクのスズラン(鈴蘭)もあるって知ってた?

スズラン(鈴蘭)と言えば幸福の象徴、白!

もし、スズラン(鈴蘭)に似た花でピンクの花を見かけたら?

スズラン(鈴蘭)の花や葉っぱの特徴は全部持っているんだけど・・・。


ピンクスズラン

実はスズラン(鈴蘭)はピンクの品種もあるんです!

ピンクスズラン(鈴蘭)の園芸種も売られていますよ。
気になる方は一度お花屋さんをのぞいてみてね。

スノーフレークとスノードロップのお花はのみ。

ピンクや薄紫だったらスズラン(鈴蘭)で間違いなしです。

スズラン(鈴蘭)はもともと自生していたもの。
基本的には育てやすい植物ですね。

スミレちゃん
スミレちゃん

全草毒ありなので注意してね。

スノードロップ|鈴蘭よりスノーフレークに間違いやすい

snowdrop
ヒガンバナ科/マツユキソウ属
スノードロップ
別名:待雪草(マツユキソウ)

釣り鐘型の白い花という共通点があるスノードロップ。

スノードロップは、スズラン(鈴蘭)よりもスノーフレーク(鈴蘭水仙)にさらに似ています。

それもそのはず、同じヒガンバナ科なんですね。

(スズランはキジカクシ科)

スノーフレークのように緑の斑点がついていますが場所が違います。
先端ではなくて花の中央にあるのがポイント。

花びらは鈴蘭やスノーフレークよりもスッキリと細めです。

ひとつの茎にひとつのお花というところは同じです。

スノードロップ鈴蘭水仙(スノーフレーク)
snowdrop
モモ先輩
モモ先輩

見分け方のひとつは開花時期
スノードロップは早春の2~3月
その後にスノーフレークが咲き始めるよ。

もうひとつの見分け方はに注目です。

スノードロップは、スノーフレーク(鈴蘭水仙)ほど葉っぱが長くないんですね。

モモ先輩
モモ先輩

スズランの花に似て、水仙の葉っぱのようなスノーフレーク。
スノードロップは葉っぱも短く小ぶり、と覚えててね!

名は体を表すのですね。

スノードロップとスノーフレークの見分け方

  • 花びらの斑点:中央に緑の斑点のスノードロップ・花びらの先に小さな斑点のスノーフレーク
  • 開花時期:スノードロップ(2~3月)⇒スノーフレーク(3~4月)
  • 葉の形:水仙の葉に似たスノーフレーク・小ぶりで短い葉のスノードロップ
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