秋らしさを感じる秋の七草の代表、萩(ハギ)の花。
萩の花は水揚げが悪いお花です。
切り花、花材としては難しい部類なのですね。
生の萩(ハギ)のお花を見に行きましょう!
地植えの萩の花は、意外にも身近で見つけることができますよ。
この記事では「鏡花水月★花つむぎ」管理人のお気に入り、関西の電車ですぐ行ける萩のお寺をご紹介します。
思い立ったらすぐ行ける、住宅地の中の萩のお寺です。
萩の寺東光院|大阪みどりの百選のひとつ
撮影者:スミレ
関西で電車で萩を見に行くなら、大阪府豊中市の東光院をおすすめします。
東光院は新西国第12番霊場。
西国七福神めぐりの第一番霊場で毘沙門天王が安置されています。
東光院は住宅街の中にあります。
萩の緑の葉っぱと紅紫の花のトンネルがある小さなお寺は、
大阪みどりの百選にも選ばれています。
● 3~4月:芽萩(芽のハギ)
● 5~6月:若萩(若葉のハギ)
● 9月中旬~10月上旬:宮城野萩(ミヤギノハギ)
いつの時期でも静かで、風に吹かれている様がいい雰囲気です。
東光院の萩、あえていつが見頃?と言われたなら・・・。
9月中旬~10月上旬がオススメです。
白や紅紫色(こうししょく)の花が枝垂れ咲く、宮城野萩(ミヤギノハギ)の時期がいいですね!
9月の萩まつり道了祭の後も見ごろは続く
撮影者:スミレ
東光院では毎年9月後半に萩まつりが開催されています。
- 子規忌へちま供養
- 萩の四季俳句のつどい
- 世界の恒久平和と人と自然との共生を祈る文化の祭典
萩の花の見頃に着目すれば、9月末頃でも充分間に合います。
催しが終わると
穴場的な静かなスポットに。
東光院の萩の花は9月中旬~10月上旬まで楽しむことができます。
萩の寺東光院のお庭の見どころ|萩露園のベンチで
撮影者:スミレ
山門を入ってすぐに萩の花が出迎えてくれます。
ミヤギノハギの緑の丸い葉っぱと紅紫色の小さな萩の花。
俳句を入れる投句箱があります。
入ってすぐにこれぞ日本の秋!の情緒を味わえます。
左手の観音様の所で手を洗いましょう。
こちらは水掛け観音様。
お願い事が叶うそうです。
撮影者:スミレ
観音様の上の青紅葉も綺麗ですね。
萩の花が咲いている道を歩いて奥へ。
東光院では萩のお花を供養花とされているのです。
境内奥には萩の花咲くお庭があります。
北大路魯山人命名の「萩露園」です。
撮影者:スミレ
萩の花のトンネルを歩くも良し。
ベンチに座って萩の花をぼうっと見上げるも良し。
撮影者:スミレ
萩のお花だけを見るなら所要時間は1時間程度。
全部きっちりお参りして、お庭の句碑を丁寧に見ていくと2時間位かかります。
ベンチに座り萩の花に囲まれてしばし時を忘れましょう。
撮影者:スミレ
萩の寺東光院へのアクセスは電車がおすすめ
<電車での行き方>
大阪⇒阪急宝塚線曽根駅(約15分)⇒徒歩約5分
線路沿いを西に歩くとすぐに看板が見えてきます。
<車での行き方>
1.名神高速豊中IC⇒車で10分
2.阪神高速 豊中北出入口⇒車で5分
3.中国自動車道豊中IC⇒車で10分
駐車場は数台です。
東光院は、駅からも近くて住宅街の中の小さなお寺です。
萩の鑑賞には公共交通機関でのんびりお散歩がおすすめです。
撮影者:スミレ