ノースポールとマーガレット｜葉っぱの違いと簡単な見分け方

キク科のお花は似ているものが多くて迷いやすいです。

ガーデニング１年生の頃は、菊に少しでも似ていたらキク科の仲間だと思っていました。

たとえばこの時なんて。
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ガーデニングの先輩に不思議そうに言われたことを覚えています。

そうなんです！

モモ先輩から分けていただいたノースポールの植木鉢。

ノースポールのお花こそマーガレットによく似ているのです。

この記事ではノースポールとマーガレットの簡単な見分け方について、お花初心者さんにもわかりやすくお伝えいたします。

ノースポール（クリサンセマム）｜初心者にもオススメの花

撮影者：スミレ
ノースポール
キク科／フランスギク属

ノースポールの咲き方の特徴です。
最盛期のお花は大きなボール状に固まって咲きます。

下の写真のようにまあるく一株丸ごと咲く感じのお花です。

撮影者：スミレ

街の公園などでもよく見かけますよ。
お散歩途中で見られたことないでしょうか？

花色は白。
中心が黄色で丸い形です。

寒さには比較的強いお花で冬越しもする１年草。

ノースポールは秋に種まきすると来年の春に花が咲きます。

こぼれ種でも翌年の春に生えてくる強さがあるのです。

撮影者：スミレ
こぼれ種からこんにちは

その後もどんどん生えてきて。
お庭や花壇の片隅にまで進出する勢いでした。

ノースポールはガーデーニング１年生にピッタリのお花のひとつです。

小さくて丸い花びらが可愛くて。
そんなノースポールには英語でどう呼ばれているのでしょうか？

学名からきた「Chrysanthemum （クリサンセマム）」の他に、親しみをこめて
「Mini margaret（小さなマーガレット）」
もしくは「Snow daisy（雪のデージー）」と呼ばれています。

お花初心者さんがマーガレットと間違うのも無理はないですよね。

★　ノースポール（クリサンセマム）12月24日・1月9日　誕生花
科名/属名	キク科／フランスギク属
原産	北アフリカ
学名	Leucanthemum paludosum（レウカンセマム・パルドサム） Chrysanthemum paludosum（クリサンセマム・パルドサム）
英名	mini margaret（小さなマーガレット） snow daisy（雪のデージー）
別名	クリサンセマム コレオステフス・ムルチカウリス 寒白菊（カンシロギク）
花言葉	｢お慕いしています｣
開花時期	12～5月
花色	白
特徴	・開花時期が長い ・１年草 ・花びら丸い

マーガレット｜特徴的な花びらの数

撮影者：スミレ
マーガレット
キク科／モクシュンギク属

マーガレットはギリシャ神話で、誕生・多産の守護神、月の女王のアルテミスの花です。

マーガレットの名前の由来は白の花色、ギリシャ語の「マルゲリーテス（真珠）」からきています。

晩秋から春まで咲き、暑さには弱いので夏場はお休みしています。

マーガレットは白のイメージですよね。
実は園芸品種は豊富なのです。

品種が多いのは選ぶ楽しみもあるということですね。

ノースポールほどではありませんが、マーガレットも比較的育てやすいお花です。
寒さには強いので冬越しも可能ですよ。

＜ここで耳より情報！＞

花占いはマーガレットが由来とされています。

その理由はマーガレットは花びらの数が決まっていないから。

なるほど。

実はマーガレットの花びらは奇数が多いのです。

ということは？

★　マーガレット　9月3日誕生花
科名/属名	キク科／モクシュンギク属
原産	カナリア諸島
学名	Argyranthemum（アルギランセマム）
英名	Paris daisy（パリス・デージー）
和名	木春菊（モクシュンギク）
花言葉	｢真実の愛｣「恋占い」
開花時期	3～5月　10～11月
花色	白・ピンク・黄・赤・クリーム・オレンジ
特徴	・花びらほっそり ・開花時期長い ・多年草 ・香りあり

ノースポールとマーガレット｜花と葉に注目して見分ける

ノースポール	マーガレット

マーガレットとノースポールの写真を見比べてみました。
これは確かに難しいですよね。

基本はこれで大丈夫。

キク科の植物は種類が多くて見分け方が難しいのです。

＜ここで耳より情報！＞

お花好きな人なら当たり前、初心者にはビックリのお花を見分けるコツ。

こんな時にはお花でなくて葉に注目してみましょう!

ノースポールの葉の写真です。
くっきり切れ目がありますね！

葉っぱだけを見るとなんだか春菊みたい♪

撮影者：スミレ
ノースポールの葉

マーガレットの葉も切れ目はあります。
もっと繊細ですね。

撮影者：スミレ
マーガレットの葉