お散歩中に出会ったお花の名前がわかったら楽しみが2倍3倍に広がります。
見た目で似ていて間違いやすいお花は仕方ないとしましょう。
出逢ってからひとつずつ確認してお花の名前を増やしていきましょう。
名前が似ていても見た目が全然違うお花なら?
先に覚えておくと遭遇した時の感動が違います。
初対面でもやっと会えたと思えそう♪
撮影者:スミレ
左:日々草 右:百日草
この記事では、初夏~秋まで咲いている日々草(ニチニチチソウ)と百日草(ヒャクニチソウ)について、似ている名前の花を初心者さんにもわかりやすくご紹介します。
◆似た名前のお花を一緒に覚えよう◆
- 日々草(ニチニチソウ):特徴・名前の由来と別名
- 百日草(ヒャクニチソウ):特徴・名前の由来と別名
- 日々草と百日草の比較:共通点と相違点
日々草の特徴|名前の由来と別名
撮影者:スミレ
キョウチクトウ科/ニチニチソウ属
ニチニチソウ
日々草(ニチニチソウ)の名前の由来は毎日新しい花を咲き続けることから。
熱帯原産で暑さに強いお花の日々草。
日本には江戸時代に伝わったようです。
日々草は花の時期が長いのが特徴です。
初夏から咲き始めて
11月位まで毎日咲いていましたよ
日々草は園芸品種が豊富です。
園芸店では「ビンカ」の名札になっているかもしれません。
もともとは蔓日々草のことですが「ビンカ」とは日々草の別名です。
花色もカラフルで色で覚えるのは得策ではありません。
日々草の見分け方、見た目の特徴は5枚の花びらです。
色は様々だけどこの形でわかるはず
撮影者:スミレ
ホームセンターで購入したちいさな苗
植え替えするとこんなに大きくなりました
日々草はガーデニング1年目から取り入れたお花です。
ホームセンターでお気軽購入♪
そのぐらい身近などこでも見かけるお花です。
身近な公園で探してみてね。
日々草の園芸種として大きな特徴は育てやすいこと。
毎日お花が咲くのが楽しい♪
お花初心者さんには励みになるのでイチ押しの花です。
時々液肥を入れるぐらいでほとんどほったらかしで大丈夫でした。
園芸初心者を長い間楽しませてくれて
ありがとう!
ベテランは多品種の寄せ植えも楽しい♪
翌年の春、一回り大きくなって花を付けてくれたのにはビックリ。
本来の日々草は多年草。
原産地で毎年どんどん大きくなっていく植物です。
日本では寒さが難しいので1年草扱いになっています。
強い日々草は日本の冬を越して翌年も花を咲かせることも。
ベランダガーデニングを続ける
自信を持たせてくれたお花です
★ 日々草(ニチニチソウ)7月16日 誕生花 | |
科名/属名 | キョウチクトウ科/ニチニチソウ属 |
原産 | 熱帯地方 |
学名 | Catharanthus roseus |
英名 | periwinkle |
別名 | ビンカ (本来は蔓日々草のこと 蔓日々草の記事を参照してね♪) |
花言葉 | 「若い友情」「楽しい記憶」 |
開花時期 | 5月~11月 |
花色 | 白・赤,ピンク,紫 |
特徴 | ・品種が多く選ぶのが楽しい ・開花が長い ・丈夫で初心者向き |
>関連記事 日々草の育て方(6)種と挿し芽で冬越しさせたい
室内に鉢を置くと冬越しに成功しやすいよ
気楽な気持ちでトライしてみてください
百日草(ヒャクニチソウ)の特徴|名前の由来と別名
撮影者:スミレ
キク科/ヒャクニチソウ属
ヒャクニチソウ
百日草(ヒャクニチソウ)の名前の由来は開花が長く次々と花が咲くことから。
開花期間は初夏~晩秋までと長いです。
咲き始めたら約100日間も楽しめるお花
ということですね♪
日々草と同様真夏の花です。
こちらは1年草。
「ジニア」という名前でも販売されています。
学名からきている別名ですね。
昔からの百日草とジニアは同じお花。
あなたはどちらの名前に馴染みがありますか?
花色がカラフルで、変わったところではライトグリーンや2色咲きも。
外側から開いていき、真ん中がリング状(筒状花)になっています。
小さいけれどダリアに似ているなあと思っていました
百日草の花の咲き方に「ダリア咲き」があるからね
暑さと乾燥に強い百日草。
夏の花壇のメインにふさわしいお花です。
お盆の仏壇の供花としても定番のお花になっています。
★ 百日草(ヒャクニチソウ)8日6日 誕生花 | |
科名/属名 | キク科/ヒャクニチソウ属 |
原産 | メキシコ |
学名 | Zinnia (ジニア) |
英名 | youth-and-age(老いも若きも) |
別名 | 浦島草 長久草 |
花言葉 | 「不在の友を思う」 |
開花時期 | 5~11月 |
花色 | 白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑 |
特徴 | ・品種が多く選ぶのが楽しい ・開花が長い ・暑さに強く真夏の花壇に最適 |
日々草と百日草の比較まとめ
日々草と百日草は、名前は似ていても見た目は全然違います。
一度見分けたらもう間違えない種類のお花です
これでもう安心ですね
この記事では、初夏~秋まで咲いている日々草(ニチニチチソウ)と百日草(ヒャクニチソウ)について、似ている名前のお花を初心者さんにもわかりやすくご紹介しました。
◆日々草と百日草◆
共通点
- 開花時期は同じ頃で長い(5~11月)
- 丈夫で真夏に強い花
- 豊富な園芸品種
相違点
- 日々草:ひとつのお花は1日~3日
- 百日草:長く咲く
- 5枚の花びらの日々草と筒状花の百日草
★ 似た名前のお花 日々草と百日草 | ||
花名 |
日々草(ニチニチソウ) (誕生花:7月16日) |
百日草(ヒャクニチソウ) (誕生花:8月6日) |
科名/属名 | キョウチクトウ科/ニチニチソウ属 | キク科/ヒャクニチソウ属 |
原産 | 熱帯地方 | メキシコ |
学名 | Catharanthus roseus | Zinnia (ジニア) |
英名 | periwinkle | youth-and-age(老いも若きも) |
別名 | ビンカ | 浦島草 長久草 |
花言葉 | 「若い友情」「楽しい記憶」 | 「不在の友を思う」 |
開花時期 | 5~11月 | |
花色 | 赤・白・黄・ピンクなど | 白,赤,黄,緑,ピンク,オレンジ, |
特徴 | ・毎日花が咲く (ひとつの花は1~3日) ・5枚の花びら |
・長く花が咲く ・筒状花 ・カラフルな花色 |
日々草、百日草の同じ夏の頃の花で千日紅という花もあります。
お名前が紛らわしいけれど、見た目は全然違います。
また、日々草に似ている蔓日々草もよく見かけるお花ですね。
この際一緒に覚えてしまいましょう♪
<あわせて読みたい♪>
* センニチコウ(千日紅)|アザミ色の千日間咲く花、別名は千日草
* 日々草(ニチニチソウ)と蔓日々草(ツルニチニチソウ)|名前の由来・別名・違いとは?
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