植物には似ても似つかぬ見た目なのに名前で迷うお花たちがあります。
真夏の草花の例でいえば日々草と百日草。
花壇で寄せ植えされることも多いですね。
小さな可愛らしい園芸品種です。
ガーデニング1年生の頃、日々草と百日草はどっちがどっち?と迷っていました。
>関連記事 ”日々草と百日草|似ている花の名前の由来と見分け方”
今となっては笑い話のようなものですけれど。
ホント、お花初心者にはわからないものなのです。
千日草もあったよね?
と悩んでいました
センニチソウ(千日草)はセンニチコウ(千日紅)の別名です。
この記事ではお花初心者さんにもわかりやすく、センニチコウ(千日紅)の特徴、名前の由来と別名、
あわせて花言葉をご紹介いたします。
その他にも真夏の長持ち花で名前を混同しやすい花たちがいます。
・日々草(ニチニチソウ)
・百日草(ヒャクニチソウ)
・百日紅(サスルベリ)
との区別もつけて頭をスッキリさせてしましょう!
◆センニチコウ(千日紅)の名前の由来と花言葉◆
- センニチコウ(千日紅)の特徴
- センニチコウ(千日紅)の名前の由来
- センニチコウ(千日紅)の花言葉
センニチコウ(千日紅)の特徴|お盆の花や夏のアレンジメントに
撮影者:スミレ
センニチコウ
ヒユ科 / センニチコウ属
センニチコウは熱帯原産。
日本の夏の暑さや乾燥にもへたれない草花です。
お盆のお花・フラワーアレンジメント、果てはドライフラワーまで。
開花時期が長いので色々と活用されているお花です。
センニチコウでよく見かけるのは、アザミの色にも似た赤紫。
お花の形が丸いのでアザミとは間違えないと思いますけれど。
ローズネオンという品種です。
アザミ色と言いたくなっちゃう
花の色はその他にも、紫・ピンク・白・赤・黄色があります。
色々園芸品種が出ている人気の草花です。
夏の花壇におすすめのセンニチコウ(千日紅)は、初心者さんでも比較的育てやすいですよ。
5月に種をまいて10月頃までずっと楽しむことができます。
花びらに見える丸い形は
厳密には苞(ほう)と言います。
小さな丸い形がカワイイ!
● 開花期が長い(5~10月)
● 夏の暑さや乾燥に強い
● 花びらに見える苞(ほう)を楽しむ草花
センニチコウ(千日紅)|名前の由来と花言葉
撮影者:スミレ
センニチコウ
ヒユ科 / センニチコウ属
センニチコウ(千日紅)名前の由来|開花の長さから
センニチコウ(千日紅)の名前の由来は、漢字を見ると想像できますよね。
● 100日咲くから百日紅(サルスベリ)
ヒャクジツコウの別名あり
● もっと長く咲くから千日紅(センニチコウ)
センニチソウの別名も
そのままですね。
センニチコウ(千日紅)の開花期間は5~10月です。
1000日咲くとまでは行きませんが、約180日(半年間)咲き続けるのです。
センニチコウ(千日紅)の開花期は群をぬいていますよね。
開花時期が長いお花だから(約半年間)
お線香に「マイニチコウ(毎日香)」というものがあるからでしょうか。
私は「センニチコウ」という名前の音を聞いたとき、お盆のイメージがしました。
センニチコウ(千日紅)は、切り花にしても色があせずに長持ちするのが特徴です。
実際にお仏壇のお花にもよく使われています。
<ちょっと耳より情報>
センニチコウ(千日紅)はほのかにいい香りがします。
意外とご存じない方が多いので、見つけたら近寄って香りをかいでみてね。
お盆花にオススメ
ドライフラワーにすると
綺麗な色が長く楽しめます
センニチコウ(千日紅)の名前の別名
撮影者:スミレ
千日紅の寄せ植え
赤紫は千日紅、オレンジ・白は百日草、黄色はメランポジウム
センニチコウ(千日紅)にはいくつか別名があります。
● センニチソウ(千日草)
● ダルマグサ(達磨草)
● テマリグサ(手毬草)
よく使われるのは千日草。
千日草と呼ぶ人がいても間違いではありません。
慌てて指摘しないでくださいね。
本名は千日紅
別名が千日草ね
夏の花壇で人気のお花となったセンニチコウ(千日紅)
今では園芸種は約100種類ほどにも増えました。
花色の赤紫・紫・ピンク・赤・白系と、黄花系のふたつに分かれています。
アザミ色はローズネオンの品種です。
園芸種キバナセンニチコウ系の方が草丈が高いです。
どの品種を選んでも大丈夫
センニチコウは初心者にも育てやすい草花です
センニチコウ(千日紅)の花言葉|長く楽しめるところから
撮影者:スミレ
千日紅の寄せ植え
赤紫は千日紅、オレンジは百日草、黄色はメランポジウム
センニチコウ(千日紅)の一番の特徴は開花期間。
名前の由来も花言葉も同じく、長く花を楽しめるところからきています。
センニチコウ(千日紅)の花言葉です。
「色あせぬ愛」「不朽」
お庭のお花を切り花にしたら長持ち
ドライフラワーのアレンジメントもできる
プレゼントにはピッタリのおです。
センニチコウ(千日紅)|名前の由来と別名、花言葉のまとめ
センニチコウ(千日紅)は夏花壇の中心となる、初心者にも育てやすい草花です。
・日々草(ニチニチソウ)
・百日草(ヒャクニチソウ)
・百日紅(サスルベリ)
・千日紅(センニチコウ)
名前は似ていますが姿形は全然違いますよね。
日々草 | 百日草 | 百日紅 | 千日紅 |
一度覚えたらもう大丈夫!
この記事ではお花初心者さんにもわかりやすく、センニチコウ(千日紅)の特徴、名前の由来と別名、
あわせて花言葉をご紹介いたしました。
◆センニチコウ(千日紅)の名前の由来と花言葉◆
- センニチコウ(千日紅)の特徴:お盆花やドライフラワーにも適した花
- センニチコウ(千日紅)の名前の由来:開花の長さから 形からきた別名は「手毬草」「達磨草」
- センニチコウ(千日紅)の花言葉:開花の長さから「色あせぬ愛」
★ センニチコウ(千日紅) 8/20 誕生花 | |
科名/属名 | ヒユ科 / センニチコウ属 |
原産 | 熱帯地方 |
学名 | Gomphrena |
英名 | Globe Amaranth |
別名 | センニチソウ(千日草) ダルマグサ(達磨草) テマリグサ(手毬草) |
花言葉 | 「色あせぬ愛」「不朽」 |
開花時期 | 5~11月 |
花色 | 赤紫・紫・赤・ピンク・白・黄 |
特徴 | ・開花時期が長い ・香りあり |
夏の花壇も色々な草花が頑張って咲いていますよ。
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