日々草の育て方(6)種と挿し芽で冬越しさせたい

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日々草

日々草(ニチニチソウ)の種が無事に取れました。

日々草の種がどんな形か知っていますか?

これは初心者あるある話だと思います。

これからのガーデニング初心者さんがびっくりしないように先にお教えしましょう。

  • 日々草の茎についた豆のようなさや。
  • 緑のさやに黒の斑点。

初めて見た時は茎に取りついている毛虫!?と思ったんですよね。

まじまじと見てもやっぱりそう見えて・・・。

うわ~、今まで病気もせずに元気にきたのにどうしよう。
取らなくっちゃ。

と思ったら、はじけて種が飛んでいった訳。

あぁ、種だったのか、もったいないことをした。

と思っても後のまつりでした。

この記事では、ガーデニング初心者が日々草を楽しんだあと、種を取って来年種まきした方がいいのか、冬越しさせた方がいいのか、という疑問にお応えしていきますね。

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日々草(ニチニチソウ)の種の収穫に成功!

日々草の最初の種は毛虫かふんかという感じ。

よくわからないまま土の上に撒いてしまいました。

なので写真もありません。

日々草を育てたいと思ったら、春に日々草の苗を買ってくるもんだと思っていました。

ガーデニング初心者のリアルってこんなもんです。

 

種だ!と気づいてもあまりにも小さいし、これから育てられる自信なんて全然なくて。

その種だったのか他のこぼれ種だったのか。

芽が出てきた時には嬉しくもあり軽くショックでもあり。

あぁ~、ちゃんと種を取っておけば良かった。
来年春に撒いてみたかった。

それから花の終わりをよく観察するようになりました。

花が終わった後のふくららみから種のさやらしきものを発見。

日々草の花は、あんなにいっぱい咲くのに全部種ができる訳でもなくて。

  • 日々草の開花は4~10月頃。
  • 種ができるのは花の終わった2~3カ月後。

秋に入ると種まで発育するのは難しいらしく、ギリギリ間に合いました。

種の収穫のポイントです。

  • 緑のさやの中の種が黒くなってきたら、はじける前に収穫。
  • 封筒の中に入れて勝手にはじけるのを待つ。

来年の春の種まきで芽が出てくるか心配ですけれど。

日々草の種の収穫方法、詳しくはこちらに書いています。

>関連記事 日々草の育て方(4)秋が来る前に種を収穫する法

とにかく、ガーデニング初心者が日々草の種を収穫できたのは大成功です!




日々草の冬越しは難しい?

日々草の花の種、他にも収穫できそうなものがある探してみました。

一番大きそうなのが中央のい豆のさやのような部分。

このさやだけでは、来年も日々草を楽しむためにはちょっと足りない気がします。




このまま冬越しする手もある?

種だけでは来年も日々草が咲くのか不安なので、越冬も考えてみました。

日々草の苗は数百円で入手できるものです。

寒さに弱い日々草に、日本の冬越しさせるのは一般的ではありません。

冬越しが一般的でない理由

  • キョウチクトウ科の日々草(ニチニチソウ)には、連作障害が起こりやすい。
    (2年目は土を替えた方がいい。)
  • 日々草は直根(ちょっこん)のため、植え替えに弱い
  • 冬越しで日々草の株が弱ってしまい、花つきは1年目より減るかも
  • 2年目以降の日々草は低木化していき、こんもり可愛いイメージでなくなるかも。

連作障害がおきやすいのに植え替え苦手なんです。

これだけリスクがありながら、わざわざ冬越しさせるなんて、ということなんですね。

それでも冬越させたいなら

あまり一般的ではありませんが、冬越しさせてみたくなるのは人の常。

ひと夏楽しませてくれたのに(もっというなら約半年間)このままお別れなんて。

なんだか忍びないんですよね。

 

冬越しを成功させたいためのヒントです。

  • 可能なら室内に入れる。(10度以上ほしい)
  • 出窓など日向になるところに置く。
  • 暖房の風には当てない。
  • 水やりは控えめに。(冬眠に近い状態に)
  • 株全体の大きさを1/3位に切り戻しすると越冬しやすい。
  • 挿し芽にして冬を越すのも良い。

手間暇・労力の割に、日々草の冬越しが成功するかは未知数です。

 

また、地植えの日々草の場合は寒さを防ぎようがありません。

ガーデニングの先輩のお庭の冬越しさせた日々草。

地植えの日々草の植え替えは、寒さを防ぐことはできませんので基本放置になります。

鉢植えから地植えに植え替えの冬越しでした。

 

1年目の植木鉢より伸び伸び大きく花盛りになっていて驚きました。

土が合ったのでしょうか。

日々草に冬越しさせるなら、運が良ければという気楽な気持ちが良さそうですね。

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