萩(ハギ)の花咲く時期はいつ?季節による別名から花言葉まで

名前の由来と花言葉

秋の七草で一番最初に出てくる萩(ハギ)の花。
万葉の昔から愛されてきたお花ですね。

俳句では秋の季語にもなっています。

万葉集約4500首の中で、植物をうたったものは約1500首あります。

萩の花は、万葉集のお花の中で何番目に多く読まれていると思いますか?

1番は梅?

万葉の時代のお花見は梅だったと聞いたことあるし・・・。
萩の花は10位以内には入っている?

栄えある1位は萩の花!

予想外でびっくりしませんでしたか?
昔の日本人の一番身近なお花だったのですね。

(ちなみに梅の花は2位です。
令和の元号は万葉集の梅の花の歌が由来でした。)

萩の花と鹿を組み合わせた和歌も多いようです。

この記事では、万葉の時代から私たちの身近にあった萩(ハギ)の花について、
名前の由来・別名・花言葉についてもご紹介していきますね。

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秋の七草・萩(ハギ)の季節は夏?


撮影者:スミレ

秋の七草の筆頭、萩の花。
萩の花は9月頃に咲いている様な気がしませんか?

実は、萩の花の開花時期は7~9月

秋の花という思い込みが強すぎましたか。

マメ科の花は小さくて真夏には気づきにくいのでしょうか?

 萩(ハギ)の名前は植物の1品種を指すのではなく、マメ科ハギ属全体を総称するもの。 

初夏から咲き始める萩は、紫陽花(開花時期5月下旬~8月)と一緒に見られることも。

現実には萩と紫陽花の2ショットもあるのです。

 

紫陽花は6月、萩は9月。
なんて勝手な思い込みを外してくれそうですね。
どちらも開花時期が長いのが特徴の花です。

また、春に咲いて真夏はお休みし、秋に復活する萩の花もあるとか。

結論!
萩(ハギ)= 秋の七草 ≠ 秋オンリーの花でなく春も夏も咲いている。

スミレちゃん
スミレちゃん

萩も奥が深い!

ただ、萩のお寺などの見頃は秋の七草を意識されているのでしょうか。
ほとんどの観光地で、萩の花の見頃は9月中旬~下旬。

萩の花を見るという観光目的なら、初秋(9月)で大丈夫です。

萩(ハギ)の名前の由来と別名


「ミヤギハギ」撮影:スミレ

草かんむりに秋と書いて、萩(ハギ)の漢字のできあがり。
「萩」の漢字は日本が創作した漢字(国字)のひとつです。

では、漢字ができる前「ハギ」という言葉はどうして生まれたのでしょうか?

秋が終わり花が終わった後の萩は枯れた姿に。
(萩は落葉樹。)

寒さに強い萩は、翌年古い株から芽が出てくるのです。

生え芽⇒萩(ハギ)説が有力です。

萩(ハギ)の名前の由来は、生命力あふれる理由だったんですね!

萩の種類でよく見かけるもの。

  • 宮城野萩(ミヤギノハギ)
  • 山萩(ヤマハギ)

初夏から咲き始める萩。

  • 五月雨萩(サミダレハギ)
  • 夏萩(ナツハギ)

宮城県の花でもある宮城野萩(ミヤギノハギ)は別名夏萩(ナツハギ)

宮城野萩(ミヤギノハギ)だけではありません。
夏に咲く萩を総称して夏萩(ナツハギ)と呼んでいます。

万葉の頃からの長い間、歌の題材になってきた萩の花。

赤豆と呼ばれることもある萩。
その他にも、文学的な香りのする別名を持っています。

  • 庭見草(ニワミグサ)
  • 初見草(ハツミグサ)
  • 野守草(ノモリグサ)
  • 鹿鳴草(シカナクサ)

英語で萩は、Bush clover・Japanese cloverと呼ばれています。

7月の花札と9月のおはぎ

「シロハギ」 撮影:スミレ

花札に「萩と猪」がありました。

「萩と猪」の札は7月の札です。
萩が秋だけの季節の植物ではないことが、表れていますね。

縁起の良い組み合わせとして、萩と猪が7月に選ばれたのでしょう。
猪は十二支の干支、縁起の良い動物なのです。

荒々しい猪と風にたなびく綺麗な萩の花の小花。

剛柔の対比が好まれたのですね。

また、萩は魔除けともされてきました。

中秋の名月では、ススキと一緒にお月見団子に飾られます。
そして秋のお彼岸にはおはぎをいただきますよね。

この「おはぎ」という名称。
地域によっても言い方が違います。
(どちらもおはぎというところも。)

わかりやすい定説をお伝えしましょう。

 和菓子の「おはぎ」の名前の由来の説

●春のお彼岸は牡丹のぼたもち、秋のお彼岸は萩のおはぎ
牡丹の花は大きく萩の花は小さいので、春と秋とで大きさが違う

●小豆がハギの花の咲く花に似ているというところから「萩の餅」⇒「萩」/su_note]

また、萩の花は襖絵・日本画・着物などにも取り入れられています。

地味なお花ながら、萩は和を表現するのに欠かせない植物なのです。




萩の花言葉はどの色も同じ

秋を印象づける樹木、萩の花。

萩の花の色に白・ピンク・赤紫
どの色も花言葉は同じです。

その花言葉は小さな花の姿からきた様に思います。

「内気」「思案」「想い」

地味で思慮深いイメージが伝わりますね。

 

「柔軟な精神」「柔らかな心」

繊細に風に揺れる様からの花言葉でしょうか。

 

「前向きな恋」

ちょっと意外な感じもしますね。
萩の枝がどんどん伸びていく様を表しています。

枝がしなった咲に小さなお花がいっぱい咲くのです。

秋の七草のイメージが強い萩の花。

心と頭を柔らかくするのにピッタリの花言葉でした。




萩(ハギ)の季節・別名・花言葉のまとめ

★ 萩(ハギ) 9月24日 誕生花
科名/属名マメ科 / ハギ属
原産日本
学名Lespedeza thunbergii
別名庭見草(ニワミグサ)
初見草(ハツミグサ)
野守草(ノモリグサ)
鹿鳴草(シカナクサ)
英名Bush clover
Japanese clover
花言葉「内気」「思案」「想い」
「柔軟な精神」「柔らかな心」
「前向きな恋」
開花時期7~9月
花色赤紫・ピンク・白
特徴落葉低木(樹木)
垂れ下がる様に咲く
丸い葉っぱ

萩(ハギ)は暑さや強さに強い植物です。
お庭で育てるのにも最適です。

この記事では、萩(ハギ)の季節・別名・花言葉について、お伝え致しました。

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