睡蓮は水生植物の代表格です。
そのイメージから夏の植物だと長らく思っていました。
実は睡蓮の原産地は温帯~熱帯に分布しています。
熱帯性・耐寒性のものがあって通年見ることができるのです。
この記事では、睡蓮の名前の由来と別名、睡蓮の特徴、睡蓮が象徴するもについてご紹介していきますね。
◆睡蓮(スイレン)名前の由来と花言葉の物語◆
- 睡蓮(スイレン)の名前の由来と別名
- 睡蓮の分類と特徴
- 睡蓮の象徴するものと花言葉
睡蓮(スイレン)の名前の由来と別名
撮影者:スミレ
睡蓮(スイレン)の科名・属名・学名・和名・英名をまとめました。
★ 睡蓮(スイレン) 8月8日誕生花 | ||
科名 属名 | スイレン科/スイレン属 | |
学名 | Nymphaea(ニンフアイエア) ギリシャ神話の水の精から | |
和名 | ヒツジグサ | |
英名 | water Lily | |
開花 | 5~9月(最盛期7月)通年性のものあり | |
形態 | 赤~ピンク オレンジ~黄 青~紫 (以上、主に外国原産) 白(主に日本原産) |
睡蓮は朝に開いて夕に閉じることから、
日本ではヒツジグサ(未の刻 午後2時に閉じる)
と呼ばれていました。
夕方には睡眠する蓮ということで、睡蓮となったようです。
文字そのものが由来を意味していたのですね。
睡蓮(スイレン)の特徴と分類
撮影者:スミレ
睡蓮には、約40種類の品種があります。
品種は大きく分けるとふたつ、その中でまたふたつに分かれます。
- 熱帯性ー夜咲き系と昼咲き系
- 耐寒性ー大型系と小型系
夜咲きの開花時間は、日没後から翌朝10時頃まで。
朝早起きすると、夜咲きと昼咲を同時に見ることができます。
この点からも、睡蓮を見に行く時は午前の早い時間がおすすめなのです。
葉も花も水面に浮かんだまま。
花には匂いがないのが特徴です。
花色は日本産は基本的に白。
西洋産のものは、色彩変化がカラフルで、花も大きいことが挙げられます。