キバナコスモス似の初夏の花|危険な繁殖力のオオキンケイギク

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植物トリビア

その花を初めて見かけたのはショッピングモール前の空き地でした。

初夏なのにキバナコスモスが咲いている?

ビタミンカラーの黄色で元気いっぱい。
長い期間綺麗さを保って咲いていました。
強いお花なんでしょうね。

お花だけ見るとキバナコスモスっぽいんけど違う。

不思議に思ってお花の名前を調べてみたんです。
とんでもなく繁殖力の強い植物だということがわかりました。

しかも特定外来生物だったのです!

スミレちゃん
スミレちゃん

お名前を調べたら
特定外来生物だったとは。

この記事では、初夏の街さんぽで遭遇した、キバナコスモスにそっくりの黄色のお花、オオキンケイギク(大金鶏菊)について、あわせて特定外来生物についてもお話し致します。

オオキンケイギク(大金鶏菊)

  • オオキンケイギクの特徴:開花は5~7月 道路脇など
  • オオキンケイギクが特定外来生物になった経緯
  • オオキンケイギクの駆除
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オオキンケイギク(大金鶏菊)|キバナコスモスの違いは開花時期


キク科

オオキンケイギク
ガードレール脇に発見

初夏のキバナコスモスと見間違う花の名前はオオキンケイギク大金鶏菊)でした。

近寄って見ても、オオキンケイギクはキバナコスモス(黄花秋桜)とそっくりです。

キバナコスモスは夏~秋の花。
5月にキバナコスモスとはいくら何でも早すぎます。

>関連記事 コスモス(秋桜)|名前の由来と別名・色別花言葉と特徴を徹底解説!

初夏の道路脇でコスモス似の黄色のお花を見つけたら、オオキンケイギクである確率が高いです。

スミレちゃん
スミレちゃん

華やかな八重咲きもありました。

オオキンケイギクは周りのお花を圧倒してしまう強さ。
特定外来生物なのです。

オオキンケイギクの特徴

  • 開花は5~7月
  • 生息地は道路脇・空き地・河原など
  • 黄色の花
  • 八重もあり
  • 草丈50~70センチぐらい
  • 花の直径は5~7センチぐらい
  • 茎がスッと伸びていてる
  • 細いヘラ状の形の葉っぱが下の方にある。

キバナコスモスは幅が広く細かい切り込みが入った葉の形が特徴です。

近づくと見分けがつきますね。

オオキンケイギクキバナコスモス

オオキンケイギク(大金鶏菊)|特定外来生物になるまでの過程


オオキンケイギク
公共の空き地で発見

オオキンケイギクは北アメリカ原産です。
観賞用の園芸植物として明治時代に入ってきたものでした。

オオキンケイギクは丈夫なお花です。

過去には工事現場や道路の緑化植物としても植えられていたのです。
その頃はグランドカバーとして重宝されていたのでしょう。

荒れ地でも育つオオキンケイギクは河川敷でもよく見かけます。

オオキンケイギクは多年草
在来種を駆逐するほどの勢いで繁殖してゆきました。

ついには生態系へ影響が問題視されるように。

平成18年、外来生物法によりオオキンケイギクは「特定外来生物」に指定されました。

スミレちゃん
スミレちゃん

オオキンケイギクが特定外来生物になったのには

こんな経緯があったのですね。

特定外来生物は、販売や栽培はもちろん、生きたまま運搬することも禁じられています。

関連リンク

特定外来生物に指定されているオオキンケイギク。
詳しくは環境庁のページでご確認ください。

*環境省HP
自然環境局 外来生物法

何が禁止されているの?

特定外来種と侵略的外来生物の違いとは?

ワルナスビ
撮影者:スミレ
侵略的外来種のワルナスビ

これまで「鏡花水月★花つむぎ」では、たびたび侵略的外来種の草花も取り上げてきました。
たとえばワルナスビハルジオン・ヒメジョオンもそうですね。

侵略的外来種は要注意の外来植物であることは間違いありません。

けれどもオオキンケイギクはそれ以上の扱いです。
自治体で徹底的に駆除している植物とは!

スミレちゃん
スミレちゃん

「侵略的外来種」「特定外来生物」はどんな違いがあるのですか?

モモ先輩
モモ先輩

「侵略的外来種」で特に危険なものが「特定外来生物」なの

特定外来生物は植物だけではなく生き物全てが含まれます。

明治以降に入ってきた植物は外来種と呼ばれています。
その中でも要注意植物が侵略的外来種と呼びます。

日本の在来種を駆逐し、生態系を変えるほど危険な植物が「特定外来種」です。

オオキンケイギクは特定外来生物に指定されている植物なのです。

オオキンケイギク(大金鶏菊)の駆除手順


オオキンケイギク
公共の空き地で発見

生まれた土地から植物を運ぶとこんな問題も起こりえるのですね。

もともとは観賞用だったオオキンケイギク。
日本の生態系を脅かす植物となり、今では駆除の対象となってしまいました。

オオキンケイギクは多年草で翌年も勝手に生えてきます。

繁殖力がスゴイので駆除が求められているのです。
河川敷などの駆除は地域全体で取り組んでいるところもあります。

個人でオオキンケイギクを駆除する時の手順です。

  1. 種を作る前に根こそぎ掘り出す
  2. 2~3日天日干しする
  3. 自治体の指示に従ってゴミに出す

オオキンケイギクは生のまま運搬も禁止されているからなのです。

オオキンケイギク(特定外来生物)のまとめ

オオキンケイギク(大金鶏菊)

  • オオキンケイギクの特徴:開花は5~7月 道路脇など
  • オオキンケイギクが特定外来生物になった経緯
  • オオキンケイギクの駆除の手順


この記事では、この記事では、初夏の街さんぽで高確率で遭遇する、
キバナコスモスにそっくりの黄色のお花、オオキンケイギクについてのお話しました。

植物はその場所で咲いているだけ。
もともと人間の都合で運搬してきたものです。

日本では特定外来種となってしまったオオキンケイギク。
故郷の北米では伸び伸び暮らしているといいのですが。

他にも侵略的外来種になってしまった植物があります。
あわせてご確認いただければと思います。

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