クチナシ(梔子)の白い花|香りだけではなく生薬や染色にも大活躍

クチナシ通勤路で見つけた花

初夏の山を歩くと、クチナシ(梔子)の花が自生しているのを見つけたことはありますか?

クチナシ(梔子)は万葉集の昔から日本に自生していました。
純白の花びらが6枚の素朴なお花です。

渡哲也さんが歌われた昭和歌謡「くちなしの花
歌詞には「くちなしの 白い花 おまえのような 花だった」
と出てきます。

この曲でクチナシ(梔子)は、和の女性のイメージですね。

スミレちゃん
スミレちゃん

通勤路で見つけたクチナシ(梔子)は
薔薇のようにゴージャスでした

モモ先輩
モモ先輩

クチナシ(梔子)の園芸種
ガーデニアね

この記事ではクチナシ(梔子)の名前の由来と花言葉、園芸品種のガーデニアについてご紹介していきますね。

クチナシ(梔子)の特徴、名前の由来と花言葉

  • 原種のクチナシ(梔子):一重咲き・三香木のひとつ
  • クチナシ(梔子)の実の特徴:生薬や染色に使われる
  • クチナシ(梔子)の名前の由来:実からきた
  • 西洋帰りのガーデニアと花言葉:「洗練」「優雅」「喜びを運ぶ」「とても幸せです」
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クチナシ(梔子)は香り高い初夏の花

クチナシ
撮影者:スミレ

クチナシ(梔子)の開花時期は6~7月。
原種は6枚の花びらの一重咲きです。

純白の花が美しいですね。
葉っぱは楕円形で艶やかな緑との対比が生えます。

クチナシは万葉集にも登場回数が多い花。
昔から日本人に愛されてきたお花なのでしょう。

クチナシ(梔子)の一番の特徴は、なんといってもその甘いフローラルな香り。

モモ先輩
モモ先輩

クチナシ、沈丁花、金木犀を
三香木というのよ

全て街歩きでよく見かける花ですね。

モモ先輩
モモ先輩

クチナシは寒さに弱いから
東日本の生垣ではあまり見られないかも

クチナシ(梔子)は、沈丁花や金木犀ほど、香りに引き寄せられた記憶はありません。
梅雨の時期のお花なので、香りが飛んでしまうのでしょうね。

生垣に数個咲いている位では気づかないかもしれません。

クチナシ(梔子)と知って、顔を近づけると甘い香りがしますよ。

スミレちゃん
スミレちゃん

さすが三香木のひとつ
クチナシ(梔子)の香水も人気ですね

ジャスミンにも似た、強い香りは邪気払いになるとも言われてきました。

クチナシ(梔子)の花が咲き終わると、梅雨の終わりを感じさせますね。

オレンジの実は生薬や染色にも

クチナシ
撮影者:スミレ

クチナシ(梔子)の一番の特徴は香りということは前述致しました。

その他にも、クチナシ(梔子)にはふたつの実用的な特徴があります。

クチナシ(梔子)は10~11月頃にオレンジ色の実がなります。
そのの実は、万葉の時代から生薬として使われていました。

生薬の名前は山梔子(さんしし)。

主な効能としては、消炎、止血、鎮静、利尿作用など。
精神的な不安を落ち着かせるともされています。

もうひとつ、クチナシ(梔子)の実用的な特徴。

それは、クチナシ(梔子)のオレンジ色の実の樹液。
これが食品の色付けにされています。

お正月の栗きんとんが蘇ってきました。

そういえば、むかし・・・。

スミレちゃん
スミレちゃん

栗きんとんにクチナシを入れて
作ってくれたっけ

モモ先輩
モモ先輩

黄色くなるから
よりおいしく見えるわね

クチナシ(梔子)の実はスーパーに普通に売っています。

お正月の栗きんとんなど、クチナシ(梔子)を使うのは特別な時だけではありません。
サツマイモの甘煮などに使われています。

また、クチナシ(梔子)の実の染色は食品だけではありません。
繊維の染色にも使われています。

モモ先輩
モモ先輩

いわゆる草木染めね

クチナシ(梔子)の特徴

● 白い花は三香木のひとつ
● 実は生薬・染色に使われる

クチナシ(梔子)の名前の由来は実からきた


撮影者:スミレ

日本原産のクチナシ(梔子)の花の名前の由来には諸説あります。

クチナシ(梔子)の名前の由来

1.クチナシ(梔子)の実が熟しても割れないことから「口無し」
2.オレンジの実を梨に、先を鳥の嘴に見立てたことから

個人的には2番の説はちょっと苦しいかなと思っています。

クチナシ(梔子)の名前の由来を知る前、思っていたことです。
原種のクチナシ(梔子)の花の真ん中が特徴的だと思いませんか?

クチナシ
撮影者:スミレ

これで初夏の白い花を、クチナシ(梔子)を見分けることができるようになりました。

スミレちゃん
スミレちゃん

その後に
香りをかいで確認

この真ん中が×印のよう。
お口を閉じているみたいだから「口無し」なのかな、
と思っていたぐらいなんですよ。

クチナシ(梔子)の名前の由来。
本当はどちらにしても、クチナシ(梔子)の実の形状からきていたのですね。

西洋帰りのクチナシ(梔子)の園芸種と花言葉


撮影者:スミレ

さて、もともと一重咲きだったクチナシ(梔子)の花。

ヨーロッパに渡って品種改良され、華やかになって帰ってきました。

このあたりの経過。
同じ時期に咲いている紫陽花にも似ていますね。

記事はコチラ。

スミレちゃん
スミレちゃん

日本原種の紫陽花西洋紫陽花の関係みたい

品種改良された西洋帰りのクチナシ(梔子)。

八重咲きは、ヤエクチナシ・オオヤエクチナシという品種です。
園芸品種としても人気の初夏の花です。

一般的にはガーデニアと呼ばれていますね。

モモ先輩
モモ先輩

八重のガーデニアは観賞用ね
染料は取れません

クチナシ(梔子)の花言葉は西洋からきています。

クチナシ(梔子)の花言葉

「洗練」「優雅」「喜びを運ぶ」「とても幸せです」

ダンスパーティの時、紳士は胸にクチナシ(梔子)のブートニアをつけるんですね。
そして淑女をエスコートするのです。

花言葉はそんな風景を彷彿とさせますね。

ちなみに純白のクチナシ(梔子)の花。

ダンスパーティのブートニア以外にも使われています。
プロポーズの花束ウエディングブーケにも。

クチナシ(梔子)は喜びと幸せを象徴する花なのです。

注意点は、クチナシ(梔子)の花はあまり持ちがよくありないということ。
純白の花は翌日はクリーム色に、翌々日は褐色にしおれてきます。

モモ先輩
モモ先輩

花持ちが悪いのが玉にキズ
その日だけのお花と思ってね




クチナシ(梔子)の特徴、名前の由来と花言葉まとめ

この記事ではクチナシ(梔子)の名前の由来と花言葉、園芸品種のガーデニアについてご紹介致しました。

クチナシ(梔子)の特徴、名前の由来と花言葉まとめ

  • 原種のクチナシ(梔子):一重咲き・三香木のひとつ
  • クチナシ(梔子)の実の特徴:生薬や染色に使われる
  • クチナシ(梔子)の名前の由来:実からきた
  • 西洋帰りのガーデニアと花言葉:「洗練」「優雅」「喜びを運ぶ」「とても幸せです」
★ クチナシ(梔子) 6/28・6/30 誕生花
科名/属名アカネ科 //クチナシ属
原産日本
学名Gardenia jasminoides
別名Cape jasmine(ケープ ジャスミン)
英名Gardenia(ガーデニア)
花言葉「洗練」「優雅」
「喜びを運ぶ」「とても幸せです」
開花時期6~7月
花色純白
特徴甘いフローラルな香り
三香木のひとつ
常緑低木

八重咲きクチナシ(4~5寸鉢植え)

価格:2,640円
(2020/6/28 09:27時点)
感想(4件)

初夏の花は他にも色々ありますよね。

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