紫陽花の種類は3種類?自生場所で見分ける方法

植物トリビア

紫陽花といえば、ピンク、薄紫、水色。
単純に言い表せない花色を変化させながら咲く美しさが魅力です。

今や紫陽花の種類はなんと2000種以上もあると知ると驚きです。

紫陽花は日本原産、自生していた花。

現在では一般的に紫陽花と言われているのは、

  • 日本原産から品種改良されていった紫陽花
  • ヨーロッパで品種改良され、日本に逆輸入的に入ってきた西洋アジサイ

その両方を紫陽花と呼び、あわせて2000種類を超えています。

しかし、日本で自生していた原種の紫陽花というのはたった3種類だったとか・・・。

この記事では自生していた3種、そこから品種改良された代表的な紫陽花と逆輸入された西洋アジサイの特徴と代表的な種類をご紹介します。

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紫陽花の原種3種類とは?

日本で自生していた紫陽花の原種は3種類に分けられます。

  • ガクアジサイ
  • ヤマアジサイ
  • エゾアジサイ

以上です。

この3つの種類のアジサイが様々な形で進化して現在にいたっています。

なかでも「ガクアジサイ」はヨーロッパに渡り、逆輸入的に再び日本に「西洋アジサイ」として流入してきました。

撮影者:スミレ

【ガクアジサイ】




紫陽花は花の咲き方も3つに分類できる

そして咲き方も

  • ガク咲き
  • テマリ咲き
  • 八重咲き

と紫陽花には3つの花の咲き方があります。
(ガク咲きで八重とか重なることも)

撮影者:スミレ

【テマリ咲き】




ガクアジサイとは?

ガクアジサイの特徴と自生する場所

ガクアジサイは「額紫陽花」と漢字で書くこともあります。
これはガクアジサイは小さな花が周辺部を縁取って、あたかも額のように咲くことが花の名前の由来なのだとか。

また「ハマアジサイ」という別名もあります。

ガクアジサイは「西洋アジサイ」と一般的に言われる、海外で品種改良されたアジサイの元になった品種でもあります。

丈夫で大きく、家庭で園芸として育てられているほとんどはガクアジサイ。

今でも

  • 房総半島
  • 三浦半島
  • 伊豆半島沿岸部
  • 伊豆諸島

などでは自生しているガクアジサイを見ることもできます。

撮影者:スミレ

【ガクアジサイ】

ガクアジサイが進化した、代表激な紫陽花の品種

ではガクアジサイをもとに、日本国内で品種改良された代表激な紫陽花をご紹介しますね。

主な品種名特徴
伊豆の踊り子大型の八重咲き
石化八重<セッカヤエ>江戸時代から・花の形も変化
花火花枝が長くて花火のよう

西洋アジサイの先祖は自生するガクアジサイ

日本原産の紫陽花ながら、海外に観賞用として輸出された結果、海外で品種改良されて日本にもどってきた「西洋アジサイ」。

西洋アジサイの代表激な品種

主な品種名特徴
シュガーホワイトゴージャスなてまり咲き
コメット小さく可愛いてまり咲き
基本はピンク
ライムライトピラミッド型
緑からゆっくりと白に変化

これらは日本原産のガクアジサイから生まれた花です。

日本原種のアジサイと西洋アジサイの違い

紫陽花の分類は複雑です。
もう一度まとめますね。

日本本原種のガクアジサイを品種改良=紫陽花
主にガクアジサイをヨーロッパで品種改良&逆輸入=西洋アジサイ
と一般的には分けて呼んでいます。

そして日本原産から発展した紫陽花もさらに品種改良を重ねていて、西洋アジサイもまた逆輸入以降に品種改良されています。

だから歴史をさかのぼって、ご先祖様のアジサイは原種のガクアジサイながら、それが今や2000種以上の紫陽花、西洋アジサイに発展しているのです。
ご先祖ガクアジサイってすごいですね。

ちなみに植物園へ紫陽花を鑑賞に行くと

  • 日本古来のアジサイ
  • 西洋アジサイ

以上2つのコーナーに分けられていることが多いです。

しかし、この分類の方法でいくと、日本古来のアジサイの中にはガクアジサイ以外の他の品種、ヤマアジサイやエゾアジサイも日本古来の中に含まれています。

複雑でしょう。

では、その他の日本古来の品種についても解説していきますね。

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