秋の花の競演が終わった後は紅葉シーズンになります。
鑑賞対象はお花から葉っぱや木の実に。
紅葉散歩で黄色の花を見つけて嬉しくなりました。



やっぱりお花は華やかでいいですね
日本庭園の植栽で名前を知り、公園の花壇でもよく見かけた花。
晩秋~冬さんぽで出逢う黄色の花、ツワブキです。
この記事ではツワブキの名前の由来と特徴、花言葉をご紹介致します。
◆ツワブキの名前の由来と花言葉◆
- ツワブキの名前の由来:葉っぱがツヤツヤしているところから
- ツワブキの花言葉:「困難に負けない」「謙譲」「謙虚」「愛よよみがえれ」
- ツワブキは食べられる:葉っぱと茎でキャラブキになる!
ツワブキの名前の由来は常緑の葉っぱから
キク科 / ツワブキ属
ツワブキ
撮影者:スミレ
元々は海岸近くに自生していた日本原産のツワブキ。
日本だけではなく、中国、朝鮮半島、台湾と東アジア全域に生育しています。
漢字で石蕗(ツワブキ)と書くのは、石垣などに自生していたからなんですね。
ツワブキの名前の由来は、葉っぱがツヤツヤしているところから。
別名:ツヤブキともいいます。
このツヤツヤが水分の蒸発を防ぐのですね。
クチクラ層といいます。
同じ時期の山茶花(サザンカ)にもクチクラ層がありますよ。



そういえば山茶花の葉っぱもツヤツヤですね
● 葉っぱがツヤツヤしているところから
ツワブキの花言葉は冬の頑張り屋さんのイメージ
キク科 / ツワブキ属
ツワブキ
撮影者:スミレ
ツワブキの花言葉で、個人的にピッタリだなぁと思うのが
「困難に負けない」
ツワブキは初冬の花です。
公式には?10~12月ぐらいまでとされています。
確かに晩秋から咲き始めますが花持ちがいいんでしょうね。
長い間咲いています。
実際に冬の花さんぽで遭遇率高し。
厳寒期でも結構頑張っています。
冬の終わり頃にも見ることは珍しくありません。



ツワブキは私の中では冬の頑張り屋さんです
ツワブキの花言葉には、その他に「謙譲」「謙虚」「愛よよみがえれ」もあります。
こちらの花言葉にも、縁の下の力持ち的な頑張り屋さんを感じてしまうのは、私だけでしょうか。
ツワブキの葉と茎は食べられます
キク科 / ツワブキ属
ツワブキ
撮影者:スミレ
ツワブキは丸くて厚い葉っぱが特徴です。
葉っぱはツヤツヤしていて濃い緑の常緑。



冬場のお散歩には本当に嬉しい緑です
お花の形はキクにそっくり。
ツワブキは日本原産で自生していましたが、突然変異の品種も多いです。
今では園芸品種も増えていて、黄色の他に白やオレンジの品種もあります。
また、常緑なのでカラーリーフとしても楽しむことができます。



ツワブキは丈夫で園芸初心者向きよ
街の公園やお家の玄関などにもよく植栽されています。



キャラブキはツワブキの葉と茎で作っているって知ってた?



え~!本当ですか?
フキに似た味のキャラブキ、佃煮も美味しいですよね。
このツワブキからできていたとはビックリでした。
また、春先の若葉を塩ゆですると美味しいそう。
今度の春には食べてみたいですね。
ツワブキの名前の由来・特徴・花言葉 まとめ
晩秋~冬の期間に長く健気に咲くツワブキの花。
この記事では、ツワブキの名前の由来と特徴、花言葉をご紹介致しました。
◆ツワブキの名前の由来と花言葉◆
- ツワブキの名前の由来:葉っぱがツヤツヤしているところから
- ツワブキの花言葉:「困難に負けない」「謙譲」「謙虚」「愛よよみがえれ」
- ツワブキは食べられる:葉っぱと茎でキャラブキになる!
★ ツワブキ 12/28 誕生花 | ||
科名/ 属名 | キク科 / ツワブキ属![]() ![]() ![]() | |
原産 | 日本、東アジア | |
学名 | Farfugium japonicum | |
和名 | ツワブキ | |
別名 | ツヤブキ・ツワ・イシブキ・イソブキ | |
開花 | 10~12月 | |
花色 | 黄・白・オレンジ | |
特徴 | 常緑・多年草 |
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