植木鉢ひとつから始めるベランダガーデニング。
そんな最初のお花に日々草(ニチニチソウ)は最適です。
- できるだけ手間暇かけたくない。
- ナチュラルガーデンが希望。
という園芸初心者さんにもピッタリ。
日々草は丈夫で開花時期が長いのです。
また、日々草は園芸品種が多いので、2年目・3年目と飽きることもありません。
でも、日々草を育てていてふと思うことはありませんか?
- ホッタラカシは楽でいい。
- 草丈がどんどん伸びてバランスが悪い。
この記事では、ガーデニング初心者さんでもできる、日々草(ニチニチソウ)の剪定・摘心・切り戻しについてお伝えしますね。
大丈夫、植木鉢ひとつ、プランターひとつ位なら、初心者でも管理できますよ。
◆今日のテーマ◆
・日々草は剪定した方がいい植物
・剪定・摘心・ピンチ・切り戻しの違いとは
・日々草の剪定・切り戻しの時期
日々草は剪定した方がいい植物
撮影者:スミレ 広がりすぎた日々草
告白しますと、わたしの日々草も、上の方が重くなって茎が折れたことがありました。
茎を切るということに抵抗があったけど、こんなことならちゃんと剪定してあげれば良かった・・・。
日々草の生命力に任せるだけでも充分ベランダガーデニングは楽しめます。
毎日の水やりと週に一度の液肥だけで、数カ月も花を咲かせてくれますから。
もっと綺麗に日々草の花を咲かせてみたいと欲が出てきたら、ガーデニング初心者第2章です。
剪定した方がいい植物、しない方がいい植物があり、日々草はした方がいい植物に入ります。
その他、ベランダガーデニング初心者でも育てやすいお花&剪定した方がいい植物の例です。
- ペチュニア
- インパチェンス(日陰で)
剪定・摘心・ピンチ・切り戻しの違いとは?
撮影者:スミレ
ガーデニング初心者が戸惑うひとつに、園芸専門用語があります。
「剪定」だけは一般にもよく使われる言葉でしょうか。
松の木の剪定などと、枝を切って形を整えるイメージです。
「摘心」「ピンチ」「切り戻し」
ガーデニングをしている人、園芸本では当たり前に出てきます。
前後でなんとなく推測はできますが、明確な違いって何でしょう?
日々草の株をバランス良く咲かせる為に、この際、園芸用語をおさらいしてみました。
★ 剪定・摘心・ピンチ・切り戻しの違い | |
剪定 | 樹木の枝や葉を切り落とし、形を整えること。 (広義では草花にも使われる) |
摘心 (摘芯) | 茎の先端をカットし、株が横広がりになるようにすること。 ピンチと呼ぶこともある。 |
切り戻し | 剪定種類のひとつ。 枝の長さをカットすること。 |
ガーデニングの現場では、同じ作業を「剪定」と言ったり「切り戻し」といったり。
また、「摘芯」と言ったり「ピンチ」と言ったりしている様ですね。
みんな同じ目的のために行います。
- 栄養を回りやすくし、植物の生育を助けること。
- 株のバランスを整え、見栄えを良くすること。
- 新芽を増やし、花を多く咲かせること。
- 風通しを良くし、病虫害にかからない様にすること。