萩(ハギ)の花は万葉の昔から愛されてきました。
その昔は萩の花を髪にさしてかんざしにしたり、
和歌のやり取りに忍ばせたりしたそうです。
風情がありますね。
萩の花はマメ科の花の特徴、小さくて蝶の形をしています。
蝶形花(ちょうけいか)と言います。
だから、濃い赤紫でもはかなげに感じるのですね。
この記事では、萩の花の色と、萩の花の姿の特徴についてお伝えしていきます。
萩の花の色は紅紫色(こうししょく)
撮影:スミレ
萩の花の色は白・ピンク・赤紫。一番多くて目立っているのは赤紫の花です。
萩の花の赤紫色は、日本の伝統色で紅紫色と言います。
”紅紫色のが、秋の風にそよいでいて綺麗でした。”
この文章、みなさんはすらすら読めましたか?
「紅紫色」という言葉を使える友人に憧れます。
この漢字、パソコンの一発変換では出てきません。
先に文字を見たら、
「べにむらさきいろ」と読むのかな?
と迷いますよね。
正解は「紅紫色(こうししょく)」です。
現代の私たちには洋色「マゼンダ」の方がわかりやすいですね。
赤紫色=紅紫色=マゼンダ、同じ色のことです。
日本古来の萩(ハギ)の花の色は紅紫色(こうししょく)。
萩の花の色から日本の伝統色を知れば、またひとつ豊かな世界が広がります。
萩の花の姿が表現するもの
撮影:スミレ
萩の花の姿が表現しているもの。
そのひとつに花言葉があります。
1.地味ではかなげな小さな花の様子から
「内気」「思案」「想い」
2.枝垂れて咲き、繊細に風に揺れる様子から
「柔軟な精神」「柔らかな心」
3.萩の枝が伸びて花をいっぱいつける様子から
「前向きな恋」
そしてもうひとつ。
フラワーエッセンスから見てみましょう。
(フラワーエッセンスとは植物の波動を転写したものです。)
マメ科/ハギ属のお花の総称です。
萩の仲間で多く見かけるのが山萩(ヤマハギ)の花です。
このヤマハギのフラワーエッセンスがあります。
ヤマハギのフラワーエッセンスのキーワード。
「内気」「慎重」「秘めた情熱」
花言葉と共通するキーワードが出てきました!
萩の花の小さいことからの「内気」「慎重」というキーワード。
撮影:スミレ
けれども、萩の花の特徴「紅紫色(こうししょく)」は、
小さくても内に秘めた情熱を感じさせます。
フラワーエッセンスのキーワード「秘めた情熱」に繋がるのです。
面白いですよね。
萩の花の姿から、人は色々な気づきを受け取ってきました。
萩の花のお花見に行くのなら、観賞だけでなく、植物観察の気持ちで行くことをおすすめします。
お花見の醍醐味は、花の姿から元気や勇気をもらうことなのです。
「鏡花水月★花つむぎ」おすすめ、萩の花のお花見スポット。
関西の萩の名所で電車で行くなら東光院です。
>関連記事 萩の花の名所 東光院のミヤギノハギ
萩(ハギ)の花色とキーワードまとめ
撮影:スミレ
この記事では、萩(ハギ)の赤紫色の別名や花の姿から見える特徴について、お伝え致しました。
「鏡花水月★花つむぎ」では、花の別名の由来・花言葉・初心者でもできる鉢植えの育て方、花さんぽのスポットまでをご紹介しています。
またお立ち寄りくださると嬉しいです。