山吹色の初夏の花|キンシバイ・ビヨウヤナギ4種類の見分け方

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似ている花の見分け方

初夏の通勤路で山吹色の植栽を見つけました。

それもあちらこちらの道路脇や公園で。

山吹色の可愛い綺麗なお花

遠目には同じように見えて近づいたら様子が微妙に違うんです。

スミレちゃん
スミレちゃん

去年だったら同じお花と
思い込んでいたかかもしれません

モモ先輩
モモ先輩

違いに気づけるようになると
お花観察も面白くなってくるわよ。

この記事では、初夏の通勤路を彩る山吹色の花についてのお話しします。

キンシバイ(錦糸梅)とビヨウヤナギ(美容柳)の違いと見分け方を
お花初心者さんにもわかりやすくご紹介していきますね。

キンシバイ(錦糸梅)の仲間と見分け方

  • キンシバイの人気園芸種:タイリンキンシバイ(ヒペリカム・ヒドコード)
  • キンシバイ(錦糸梅)と西洋キンシバイ(錦糸梅)の違い
  • 西洋キンシバイ(錦糸梅)とビヨウヤナギ(美容柳)の違い
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キンシバイの人気園芸種:タイリンキンシバイ(大輪錦糸梅)


撮影者:スミレ
オトギリソウ科 / オトギリソウ属

タイリンキンシバイ(ヒペリカム・ヒドコード)

スミレちゃん
スミレちゃん

最初見た時には
キンシバイ(錦糸梅)と思ったけれど。

キンシバイ(錦糸梅)タイリンキンシバイ(ヒペリカム・ヒドコード)
同じオトギリソウ科 / オトギリソウ属です。

大きなくくりでは一緒と言ってしまってもいいかもしれませんが。
微妙に違うのが気になりました。


キンシバイ

モモ先輩
モモ先輩

キンシバイ(錦糸梅)の方が小さくて
梅らしさが見えるかも。

スミレちゃん
スミレちゃん

そうか!
だから大輪錦糸梅なんですね。

キンシバイ(錦糸梅)は中国原産の低木です。
日本に入って来たのは江戸時代の昔。

長い間生垣などで使われてきました。

大輪キンシバイ(錦糸梅)はキンシバイ(錦糸梅)の園芸品種。

最近では大輪キンシバイ(錦糸梅)の植栽が増えてきています。
それで通勤路のあちらこちらで見掛けたのですね。

モモ先輩
モモ先輩

大輪キンシバイ(錦糸梅)は
華やかで開花時期も長いからね~。

キンシバイ(錦糸梅)と大輪キンシバイ(錦糸梅)

● どちらもオトギリソウ科 / オトギリソウ属
● 大輪キンシバイ(錦糸梅)はキンシバイ(錦糸梅)の園芸品種
● 大きくはキンシバイ(錦糸梅)とまとめられることも

大輪キンシバイ(錦糸梅)と西洋キンシバイ(錦糸梅)の違いとは?

通勤路で見つけた山吹色の低木は、大輪キンシバイ(錦糸梅)だったと分かりました。

スミレちゃん
スミレちゃん

次の疑問があるんです。

いつもと違う道を通った時のこと。
大輪キンシバイ(錦糸梅)とそっくりの山吹色の植栽を見つけたのです。


撮影者:スミレ

山吹色の花の色、綺麗に並んだ葉っぱの形、こんもり丸い植栽。

遠目には本当にそっくりで。
近づくと花から受ける印象が全く違いました。

大輪キンシバイ(錦糸梅)は全体的に丸味のあるお花。

新しく見つけた花は、花びらの1枚1枚が離れていてもう少し細身なイメージ。
大きな特徴としては雄しべと雌しべがかなり存在感があること。

スミレちゃん
スミレちゃん

横から見ると違いが分かりやすいです。

西洋キンシバイ(錦糸梅)でした。

UPで見てみましょう。

大輪キンシバイ(錦糸梅)西洋キンシバイ(錦糸梅)
大輪キンシバイ(錦糸梅)と西洋キンシバイ(錦糸梅)見分け方

● 大輪キンシバイ(錦糸梅)は花が丸型
西洋キンシバイ(錦糸梅)は花びらが切れていて細身
● 大輪キンシバイ(錦糸梅)は雄しべが真ん中に直立
西洋キンシバイ(錦糸梅)は雄しべが離れ広がり華やか 

西洋キンシバイ(錦糸梅)とビヨウヤナギ(美容柳)


撮影者:スミレ
オトギリソウ科 / オトギリソウ属
西洋キンシバイ(錦糸梅)ヒペリカム・カリキナム

西洋キンシバイ(錦糸梅)。
最初はビヨウヤナギ(美容柳)と迷いました。

スミレちゃん
スミレちゃん

雄しべが華やかに広がっている感じ。

キンシバイ(錦糸梅)よりビヨウヤナギ(美容柳)の特徴に近しいです。

雄しべが目立っているという点では同じですね。
西洋キンシバイ(錦糸梅)ビヨウヤナギ(美容柳)
西洋キンシバイビヨウヤナギ
スミレちゃん
スミレちゃん

大きな特徴は一緒だけど

同じお花という印象は持たなかったの。

その目立ち具合が違っていたのです。

西洋キンシバイ(錦糸梅)は、花びらの上に雄しべが離れて立っていますよね。

ビヨウヤナギ(美容柳)は花びらというより雄しべが目立っています。
雄しべは真っ直ぐではなくカールしていて、花びらから独立しているようにも見えます。

スミレちゃん
スミレちゃん

美容柳は妖艶な感じかな。

ビヨウヤナギ(美容柳)の名前の由来は葉っぱが柳に似ていること。
雄しべの長さを「未央宮(びおうきゅう)の柳」に見立てています。

「未央宮(びおうきゅう)の柳」とは、玄宗皇帝に愛された楊貴妃の眉をたとえたもの。
詩人の白居易(白楽天)の言葉です。

体液(たいえき)の芙蓉(ふよう)未央(びおう)の柳
芙蓉は面(おもて)の如く柳は眉の如し

白居易「長恨歌」より

*「体液」は宮中の池の名前
*「未央」は宮殿の名前 楽しみが尽きないという意味
*「芙蓉」は蓮のこと

モモ先輩
モモ先輩

未央宮(びおうきゅう)がなまってビヨウキュウと呼ばれ
ビヨウキュウ⇒ビヨウヤナギ(美容柳)の漢字が使われるように。

西洋キンシバイ(錦糸梅)は帰化植物。
丈夫で繁殖力も旺盛です。

これからの通勤路の風景はどうなるのでしょうか?

ますます大輪キンシバイ(錦糸梅)と西洋キンシバイ(錦糸梅)が多くなってくるのかもしれませんね。

キンシバイ(錦糸梅)の仲間のまとめ

初夏の通勤路で見た山吹色の4種類の植栽は、全てキンシバイ(錦糸梅)の仲間でした。
それぞれ特徴がありますね。

キンシバイ(錦糸梅)の仲間と見分け方

  • キンシバイの人気園芸種:タイリンキンシバイ(ヒペリカム・ヒドコード)
  • キンシバイ(錦糸梅)と西洋キンシバイ(錦糸梅):花びらの丸みと細さで見分ける
  • 西洋キンシバイ(錦糸梅)とビヨウヤナギ(美容柳):花びらのカールと雄しべの形で見分ける

この記事では、街路樹のキンシバイ(錦糸梅)の仲間についてご紹介致しました。

★ 錦糸梅・大輪錦糸梅・西洋錦糸梅・美容柳の見分け方
花名錦糸梅
(誕生花:6/16)

大輪錦糸梅

キンシバイ
西洋錦糸梅

美容柳(誕生花:
6/23,26,30)

ビヨウヤナギ
科名/属名オトギリソウ科 / オトギリソウ属
別名ヒペリカムヒペリカム・ヒドコードヒペリカム・
カリキナム
ヒペリカム
美女柳(ビジョヤナギ)
金糸桃(キンシトウ)
原産中国ヨーロッパ
アジア
中国
開花時期6~7月5月~7月6~7月6~7月
特徴梅の花に似た形
小さい
錦糸梅の園芸種
花が一回り大きく
開花時期も長い
雄しべが離れて立つ
錦糸梅より美容柳に
似る
花びらより
雄しべが目立つ
カールして広がる雄しべ

初夏の道端で見かけるお花、似ているお花は他にも色々ありますよね。

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