春のベランダガーデンのメインはなんといってもチューリップですね。
チューリップが好きな人手を挙げて♪
誰も知っているポピュラーなお花です。
好きなお花を問われて、お花好きなら珍しいお花の名前を入れたいところです。
「鏡花水月★花つむぎ」管理人は複数選べるのならチューリップは外せません。
チューリップ柄にもときめきます。
この記事では、みんな大好きチューリップの魅力の理由を探ります。
◆チューリップの魅力の理由と歴史◆
- チューリップの特徴:花色と花言葉
- チューリップの特徴:造形美
- チューリップマニアな歴史
チューリップの特徴:カラフルな花色と愛の花言葉
撮影者:スミレ
小さな公園にもチューリップがいます
チューリップの魅力の特徴として、花色の多さが挙げられます。
花色は、白・赤・ピンク・黄・オレンジ・緑・紫・黒など。
斑入りのものもありますね。
春の花壇が色とりどりに楽しめるのが、最大の特徴だと思います!
白:失われた愛・純粋
赤:真実の愛
ピンク:愛の芽生え・優しさ
黄:報われぬ恋・明るさ
紫:永遠の愛
黒:私を忘れてください
オレンジ:照れ屋
緑:美しい目
色のイメージにピッタリ、わかりやすい花言葉ですね。
愛の告白には赤を選ぶと、気持ちがストレートに伝わりそう。
黄色のチューリップを見たら元気になりますよね。
「報われぬ恋」なんて花言葉もあるなんてヒドイ・・・。
そんな時には?
花言葉はたいてい複数あるもの。
プレゼントにはいい意味の花言葉を添えれば大丈夫です。
ちなみに、チューリップの花言葉(花色関係なし)は「理想の恋人」です。
カラフルな花束を贈られたら泣いちゃうかも。
チューリップの魅力と特徴:全体的な造形美
チューリップの魅力のひとつはカラフルな花色があること。
さらに言えば、数えきれないほどの品種が栽培されていること。
- 一重咲き
- 八重咲き
- ユリ咲き
- フリンジ咲き
- パーロット咲き(縁にフリル状の切れ込み)
その多種多様さに、世界中の人々が魅了されるポイントがあると思います。
チューリップ好きなのは
スミレちゃんだけじゃないのね。
チューリップはどうして世界中の人から愛され続けているのでしょうか?
これは「鏡花水月★花つむぎ」管理人の個人的な意見です。
普通はお花というと花びらに目が行きますよね。
チューリップの場合はどうでしょうか。
もしあなたが「チューリップのお花の絵を描いてください」と言われたら?
チューリップの全体像を描きたくなりませんか。
チューリップは、あの柔らかなカーブの緑色の葉っぱも、
スッキリと立つ茎と大きな花を支えるガクも、
もちろん、あの可憐な花の形も全てがチューリップなんです!
他のお花だと咲いていない時は、何のお花がわからないということがよくあります。
植物・花マニアでもないと、なかなか葉や茎まで意識がいかないんですよね。
でも、チューリップなら葉っぱを見てもチューリップの花を想像できる。
絵心なくても、チューリップの絵ならかろうじて描ける。
チューリップの姿の造形美がインプットされているのではないかと。
撮影者:スミレ
オランダのチューリップの昔話では、花は王冠・葉は剣・球根は黄金を表すそうです。
球根は直接見えませんけれど、やはりチューリップの魅力は全体美のように感じます。
世界のチューリップマニアな歴史
世界中の人から愛され続けたチューリップの歴史は古いです。
ここで、世界中のチューリップマニアな歴史をご紹介しますね。
チューリップはトルコ原産のお花です。
オランダではないんですね。
意外でした。
ヨーロッパに渡ってオランダで人気を博します。
チューリップを国花とする国はトルコ・オランダ・ハンガリー・アフガニスタンなど。
オランダのチューリップバブルって知ってる?
オスマントルコからヨーロッパに持ち込まれたチューリップ。
オランダは肥沃な平地で植物栽培に適していました。
チューリップ栽培からチューリップ取引へと、市場は個人投資家にまで広がっていきます。
当時のチューリップバブルは球根ひとつで家が建つほどだったそうですよ。
チューリップの魅力に取りつかれたチューリップ狂乱時代ですね。
それだけチューリップが、ヨーロッパの人々の心をとらえていた証拠でしょう。
チューリップの価格があまりに上がりすぎたため、庶民は球根を買えなくなってしまいました。
1637年、オランダでチューリップの球根が突然暴落しました。
世界初のバブル崩壊とも言われています。
これを機にオランダは経済が落ち込んでしまいました。
代わってヨーロッパを牽引するようになったのがイギリスでした。
現在でもオランダのチューリップは、可愛いお花だけではなく外貨を担う役どころです。
チューリップの魅力とチューリップバブルまとめ
★チューリップ 3/20,22 4/10 誕生花 | ||
科名/属名 | ユリ科 / チューリップ属 |
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原産 | トルコ | |
学名 | Tulipa | |
別名 | 鬱金香(うこんこう) | |
花言葉 | 理想の恋人・思いやり(全般) | |
開花時期 | 3月下旬~5月上旬 | |
花色 | 白・赤・ピンク・黄・オレンジ 緑・紫・黒 |
|
特徴 | 球根植物 開花は1週間 |
チューリップの姿を純粋に愛でるのは、贅沢な時間の過ごし方ですよね。
この記事では、チューリップの魅力の理由とチューリップバブルについてお伝え致しました。
今年のチューリップもすくすく育っています♪
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