お庭の雑草対策に芝生を貼る方法があります。
既に植物が生えていると新しい植物が生えにくくなるからです。
大地の不思議?を生かした雑草対策としての芝生ですね。
もちろん、芝生を貼るのは実利のみが理由ではありません。
芝生の上で裸足になる遊んだらどんなに気持ちがいいことでしょう♪
こんな光景に憧れた夢が叶った後。
・・・・・。
実際には芝生のお手入れって大変だったんです。
芝生の面積によっては、綺麗な芝生を維持していくのはプロの植木屋さんの手を借りないと大変な位です。
芝生をメンテナンスするのか、それとも他の植物で大事をおおってしまうか・・・。
この記事では、ガーデニングの雑草対策には外せない、芝生とグラウンドカバーについてお話ししますね。
◆今日のテーマ◆
- 芝生のお手入れの必要性
- グラウンドカバーで花の絨毯に
- 植えてはいけないグラウンドカバーって?
芝生のお手入れ、草抜きも芝刈りもせずにいたら?
ガーデニングの雑草対策として一番人気は芝生でしょう。
日本の芝生の多くは冬になると黄色く枯れてしまう種類です。
冬場だけは寂しい景色になりますが春になると緑が復活します。
芝生を敷くのは専門家に任せるとして、その後の維持にはどの位の努力が必要でしょうか。
人の世話があってこそ芝生は芝生である、という事実を知っていますか?
ほふく性のある芝植物をグラウンドカバーに。
綺麗な芝生を維持するために日常必要なことです。
- 毎日の水やり
- 芝生の間の雑草を抜き
- 肥料(栄養剤)を与え
- マメに芝刈りし、葉っぱの先を常にピン!と立たせる。
それでやっとあの芝生の姿が保てるのです。
実際にお手入れされていた方ならわかると思いますが、結構大変ですよ。
芝生を刈らないでいると雑草が入り込んできます。
芝生のコケ対策
芝生の雑草対策では、コケの存在も悩ましいところですね。
根っこがないコケは厳密には植物ではなくコケ類と称されます。
日陰の湿った場所で生存能力を発揮するコケ。
水はけが悪く踏み固められた芝生は、コケにとっては絶好の場所なんです。
コケは除草剤に耐性があって枯れることもありません。
芝生をコケとの戦いに勝たせるのには、ローンスパイクという方法があります。
スパイクの様な細くてとがったもので地面に穴を開け、空気を入れるんですね。
それから栄養剤を送り込むこともいいでしょう。
また、芝生に石灰をまいて土壌をアルカリ性にすれば、酸性土好きのコケに勝つことができます。
冬が来る前に芝生復活技
芝生を何年も育てていくうちに、隙間ができたり、はげてきたりすることがあります。
全部が均等な緑色ってなかなか難しいんですよね。
そんな時は冬の前に芝生復活を狙って準備しましょう。
初雪が来る前に芝生の種をまいておきます。
冬の間は暖かな雪のベッドでお休み中。
春一番に種は芽吹くことができる復活技です。
雑草を放置している間に芝生はどんどん浸食されていきます。
あっという間に、芝生の広場は雑草にとって代わられます。
緑の憩いの芝生は、10年もすれば跡形もなくなり雑木林に返っていくそうですよ。
人間の力なんて自然の前では微々たるものなんですね。
芝生は管理が大変なことから、最近は多少敬遠されてきている模様です。
植物の多様性という観点からも、芝生だけではなく、多用な植物のグラウンドカバーの時代になってきているのかもしれません。
グラウンドカバーは花の絨毯がおすすめ
お庭に芝がある限り、芝生のお手入れ(草刈り)は必須セットです。
最初はウキウキ始めたガーデニングも、芝生の草刈りが負担になる日が来ることもあるでしょう。
お手入れを止めた雑草だらけのお庭はちょっと悲しい。
となると次の作戦。
芝生以外のほふく性のある(地表に広がる性質)の植物を、お庭のグラウンドカバーにしてしまいましょう!
グラウンドカバープランツと言われる植物はたくさんあります。
ここでは、見た目も華やかmなお花の絨毯になるものを3つ選びました。
1.シロツメクサ
シロツメクサ(クローバー)は公園などでもよく見かけますね。
子どもの頃、花かんむりを作った経験はありませんか?
4葉のクローバーを見つけると幸せになると言われる、あのシロツメクサです。
丈夫で水やりなどもほとんど要りません。
冬枯れはしてしまいますが、春に復活する多年草。
4~5月に咲く小さい白いお花がかわいいですよね。
クローバー(シロツメクサ)はグラウンドカバーの代表です。
クローバーのグラウンドカバーは育てやすいのがおすすめポイント。
空き地でも見かけることでわかるように、クローバーって生存能力はピカイチなんです。
クローバーは空気から窒素を取り込むことができます。
栄養剤(リンとカルシウム)はなくても育ちますよ。
2.芝桜
芝生の後を引き継ぐグランドカバーを芝桜にしましょうか。
茎は芝生の様に広がってお花の形は桜の様に咲く芝桜。
芝桜は春のひなたを好むお花です。
花の絨毯と呼ばれる代表的なグラウンドカバーですね。
可憐なピンク色の小花です。
葉っぱは常緑性で花は4~5月に咲きます。
丈夫で初心者にも育てやすいのもおすすめ理由です。
ただ、グラウンドカバーと言っても、踏まれても大丈夫なほどは強くありません。
垣根の縁取りにしたり花壇の手前に咲かせたりするのがベター。
3.マツバギク
夏場の暑い時期に涼を呼ぶ濃い緑のグラウンドカバー。
マツバギクはいかがでしょうか?
松の様な細くて丈夫そうな葉っぱに菊の様な花のマツバギク。
丈夫な上に耐暑性もバッチリです!
開花時期の長い品種を選べば6~10月まで花の絨毯が楽しめます。
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芝生に変わるグラウンドカバーに、お花の絨毯になる3種をおすすめ致しました。